東方言語文化学院概要

専攻設置                                

本学院は、日本語専攻、アラビア語専攻、朝鮮語専攻など、三つの専攻を設置しており、350名の学部生が在籍している。  

教学科研    

本学院は、教育の質と科研の水準を高めようと努めている。日本語専攻は、「浙江省における新興的で且つ特色ある専攻」と「浙江外国語学院における特色ある専攻」とされており、日本言語文学学科は、「浙江外国語学院における重点学科」とされている。本学院は、浙江省レベルの教育改革プロジェクトを1項目、大学レベルの教育改革プロジェクトを3項目、大学レベルの「精品コース」を2コース、「国際化コース」を5コースを有している。  

教員チーム    

本学院には、現に教職員22名が所属している。その内、専任教員18名、教授1名、準教授18名、教授・準教授の職名を有する教員は、全体の22.2%を占めている。博士号を有する教員は13名で、全体の72.7%を占めている。  

対外交流    

本学院は、対外交流を強力に推進しており、各学科は、教員チームの育成、教育マネジメント、研究、国際交流などの分野において、北京外国大学、上海外国語大学と提携活動を進めている。  

これまで、日本歴史学者・京都大学法学研究科教授伊藤之雄氏などの有名な学者にご講演会のために来ていただいている。また、本学院は、上智大学(日本)、城西国際大学(日本)、スエズ運河大学(エジプト)、ハイファ大学(イスラエル)、釜山外国語大学校(韓国)、京畿大学校(韓国)等、十数校の海外における大学と交流協定校関係を結んでいる。  

人材育成    

本学院は、国際的視野と独創性、優れた言語力と異文化とのコミュニケーション、多岐にわたる専門知識と技能を持つ応用型・複合型の人材を養成することを目的とする。そのため、学風の強化と学力の向上に力を入れ、青年団組織、科学研究、大学院進学及び競技参加などによってよりよい学風をめざしている。また、日本語コーナー、アラビア語クラブ、韓国語クラブといった一連の学内活動を展開し、多言語によるボランティア活動、世界ネットワーク大会、世界の文化交流大会、西渓湿地の国際龍舟節、第八回全国障害者運動会などのボランティア活動にも取り組んでいる。    

就職動向    

卒業生の一次就職率は、毎年平均96パーセントを上回っている。就職先は主として外資系企業、対外貿易会社、外事、観光などであるが、ここ三年、大学院進学を目指す学生も増え、その人数は18人にのぼっている。中国国内の華東政法大学、大連外国語大学のほか、日本の東北大学、筑波大学、イギリスのマンチェスター大学など海外の名門大学で留学している。    

学科競技    

本学院は、学生の語学力と総合的素質の向上を重視する。多言語による講演チームを立ち上げ、学年別・学科別の競技活動を行い、いい成績をあげるよう指導している。ここ5年、全国日本語作文コンクール、浙江省大学生の日本語アフレコ・コンクール、浙江省大学生日本語スピーチ大会、全国アラビア語スピーチ大会で優秀な成績をあげた学生が計37名になっている。    

実習実践    

本学院は理論的な知識を実践と結び付けることを重視する。日本の九州外国語学院、杭州東城図像技術有限公司などで実習基地を設け、専門の特色を持つ社会実践の活動を積極的に展開している。例えば、日本語科卒業生の就職事情、江蘇省・浙江省におけるアラビア人ビジネス展開の環境についての実地調査が浙江日報などから報道・宣伝され、一定の社会的影響力を持っているのがそれである。学院は二回にわたって学生暑期社会実践の団体組織優秀賞を獲得し、そのうち、一項目が学生実践成果として浙江省新苗人材計画から支援を受けている。    

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